KITワンゲル活動録

京都工芸繊維大学ワンダーフォーゲル部の活動記録です!

富士山 2019

日程:9/2 晴れ時々曇り
  :9/3曇りのち晴れ
参加者 一回生:木庭 西川 伊藤
    二回生:北尾 関口 安井 髙橋(僕です)

 富士山に行ってきました。メンバーは2回生が4人、1回生が3人で、僕以外は全員富士山未経験者です。
 1日目は12時に京都駅に集合し、新幹線で新富士駅までいき、バスで五合目(富士宮ルート)へ。そこから登り始める予定でした。京都駅で、あろうことか、関口君がゴミを捨てた時に切符も一緒にゴミ箱に捨ててしまったのです!(領収書を見せ、なんとかなったのですが、幸先が・・・。)そして新富士駅に着き、バスの切符を買いに向かいましたが、ここで再び事件が起こります。乗ろうとしていたバスが前日までで終了していたのでした。僕のなかで「五合目で解散!!」という言葉がよぎりました・・・。最終的にはタクシーを使うこととなり、定額だったものの料金は500円ほど高くついてしまいました。みんな本当にごめん🙏
(北尾君、いい機転をありがとう。)
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五合目に着き、体を慣らせて、富士山登山が始まりました。最初の頃は天気も良く、好調な感じで始まり、一部お腹を空かせた人もいながら、時々休憩をはさんで、ゆっくりしたペースで上がっていきました。しかし、いい感じ!と思った矢先に一回生の一人の体調が優れず、関口君と後で来ることに。残りのメンバーは先に九合目まであがり、食事をとってから二人を待ちました。しばらく登ると、体調の優れない一回生がもう一人・・・。北尾くんが付き添うことになり、後ろ髪を引かれながら、3人でなんとか登頂しました。
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 五合目とはうって変わって霧で何も見えず、5℃くらいで風も強かった上、ご来光も・・・。お鉢まわりをする気力もなく、同じルートを降りていきました。下山時に、夜には見られなかった景色も見れました。
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途中で残りのメンバーとも合流し、下山した頃にはみんなも少し元気になりました。
 今回の活動では全員で山頂に行けなかったということや、一回生にご来光を見せてあげられなかったということなど、残念に思ったこともあった一方で、高山病になった人はいたものの、大事には至らず、全員で無事に帰ってこれたのでほっとしました。そして同期もいろいろな場面で非常に頼りになりました。一回生もよく頑張ってついて来てくれたと思います。

 後日知ったのですが、あの時場所によってはブロッケン現象という珍しい現象が見れたらしいです(泣)

2019/7/12~14 夏登山((ダイヤモンドトレイル))

日程:7/12~14

天気:一日目 晴れ時々猛暑、二日目 晴れ、三日目 午前2~3時雨、晴れ

場所:葛城山金剛山

参加者:3回 北原、2回 北尾、関口、高橋、1回 伊藤

 

序章

今回は参加できる部員の日程(僕)が限られていたため現2回1回生には申し訳なかったのですが2泊3日という例年に比べると短い行程になってしまいました。それはさておき、今回はダイヤモンドトレイルという奈良から大阪にかけての縦走ルートを進む予定でした。登山に慣れた先輩方からすれば簡単に感じるかもしれないですが、今期は十分に錬成を重ねて来れなかった我々にとっては十分、挑戦的でありました。最年長者として責任を果たすべく、僕も今年から部の面倒を見ていただいている新しい顧問の先生の指導のもと、行程や緊急事態に備えたルートの確認など、前日まで入念に下調べをしておりました。(夏休みが減ったような、そんな感じ)

 

ここからは読んでいてもあまり面白くは無いと思いますが、まずは、内容について書いていきます。

 

第一章  ~1日目の行程について~

予定:6:12松ヶ崎発~9:00葛城山登山口~11:00葛城山~12:10水越峠~15:10金剛山キャンプ場

ざっくりとした予定はこのようになっていました、人気のトレイルルートということもあり、所要時間が大阪府のHPにも載っていたため他の方々の日記なども参考にしながら決めました。しかし、猛暑により予想以上に皆の体力が削られていたためか、葛城山に着いた時点で予定より1時間近く遅れていました。キャンプ場へ着くまでにはまだ余裕があったので計画は続行しましたが、先に行ってテントを立てるチーム(北原、伊藤)と余裕を持って行くチーム(北尾、高橋、関口、関口はこの時点では元気)に分かれました。先班は16:30頃にキャンプ場に着いたのですが、道中電話がかかってきて後班が水越峠で間違って下山ルートへ進んでしまい大幅に遅れているという連絡が入りました。結果、彼らは水越峠から少し登った広場で泊まることになりました。

第二章 ~2日目の行程について~

当初の予定では、2日目は岩湧山まで行くはずでしたが、後班からの連絡を待っていました。じっとは待ってられなかったので散歩しているとライン電話がかかってきました。電波が通じるように少し降りたとこに来ているとのことで、登ってこれそうか聞いたところ半日かけてゆっくり来ると言っていたので僕たちはキャンプ場で一日過ごすことになりました。12:00前に無事登ってきてくれましたが、とても疲れているようでした。結果、もう一日をキャンプ場で過ごすこととなり、僕と伊藤にとっては自然で過ごす一日となりました。

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7月14日、近畿地方には大型の台風が近づいていたため、日程を遅らせることはできなかったため、この日は下山の日となりました。つまり、当初とは違うルートで下山することになった訳ですが、あらかじめ下調べをしていたためそれについては何の問題もありませんでした。

最終章 ~感想と課題~

予定していた通りには進めませんでしたが、今回の経験は来年活動を担っていく現2回生にとってとても価値のあるものだった思います。僕自身、計画から実際の活動で得たものがあったのでそれを伝えていくことで、これからもこの部が安全に活動していけるようにサポートしていきたいな。                 

                                     北原

 

ながながと書き連ねてしましましたが、もう少しだけ書きたいことがあります。水越峠でのことです。後班は水越峠でいったん道路に出るところでそのまま道路を進み下山してしまったようですが、実は僕も迷いかけました。入って良いかいまいち分かりにくい鉄の扉みたいなとこから入るのが正解だったのですが、コンパスやGPSを駆使して進めました。ここで、後班が迷わないように入り口にここからという置手紙を貼っていったのですが、彼らは引き返してくるときにやっと見つけたようです。折角書いたのにと思いました。笑                             

                                    以上

 

 

*1:第三章 ~3日目の行程について~

初雪山!八経ヶ岳

日程:2月12日(火)
天気:雪、後晴れ
場所:八経ヶ岳
参加者:三回生 大浦、大浦の知り合い(他大学)1人

他大学の知り合いに誘われて奈良の八経ヶ岳に行ってきました!

参考程度に装備は夏装備に加え、6爪のアイゼン、普通の手袋、防寒手袋、ネックウォーマー、保温水筒、カイロなどを持っていきました。
格安の防寒手袋ですが、めちゃくちゃ役立ちました。(ゴム臭いですが)
服装も想定の-10℃より寒くなっても大丈夫なように、追加のアンダーウェア3枚、タイツ2枚、シャツ1枚を持っていきましたが、使うことはなかったです。

コースは天川川合からスタートし、明星ヶ岳、八経ヶ岳、弥山を経由して天川川合に戻るルートを予定していました。(どう考えても日帰りルートじゃなかった!)
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今回は大阪でレンタカーを借りて行ったのですがレンタカー屋から3時間、松ヶ崎からだと5時間もかかりました。
登山口近くに着いたのが前日の19時頃でそこから1時まで仮眠を取って準備をして2時前ぐらいに出発しました。
飲み物が凍ってしまうので、出発前に沸かして保温ボトルに入れておくのは雪山ならではです。
登山口付近(標高600m程)は全く雪が降ってませんでした。
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登っていると、すぐに足元に雪が増えてきたのでアイゼンを装備。
更に2時間程登ったところにある梶尾辻小屋で休憩しました。
凍っている葉や樹氷が綺麗です。
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そこから先は持ってきたチョコレートなどを食べて体を癒しながらひたすら登ってました。
1300mぐらい?からは足が雪に埋まるようになってきて寒いし、体力も使うしで、大変でした。
たまに落とし穴のように片足がズボッテ刺さってしまい、なかなか抜けないみたいなこともありました。
雪が柔らかい場所ではワカンが欲しかったです。(お金が足りない)
多分50cm~1m程積もってたんじゃないかなと思います。
その後、1700m程のところで他の登山者2人と初めて遭遇しました。
3連休後の火曜日で、他の人はいないかと思ってたので、少し嬉しかったです。


同行者の体力が厳しくなってきたそうなので、僕が先に山頂まで行って帰ってきて合流して下山することになりました。
冬はできるだけ毎日ランニングしてるのが功を奏したのかもしれません。
星ヶ丘を過ぎ、八経ヶ岳の山頂間近という辺りで、トレースが消えてしまいました。
他に誰もいないので、イヤホンで聞いていた歌を爆音で歌って気合を入れながら、自力で山頂ルートを探しました。
「ファイトォー!イッパーツ!」
と叫んでしばらく頑張ったんですが結局山頂には辿り着けず、体力的にも時間的にも厳しくなってきたので、9時過ぎから下山を開始しました。
予定では弥山の山小屋まで行って持ってきたラーメンを食べて下山するつもりだったんですが、残念です。
ただ、景色はほんとに非日常的で、今までの登山とはまた、別ベクトルの感動がありました。
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途中で再び立ち寄った梶尾辻小屋でラーメンを食べ、14時頃無事に下山することができました。
しかし、12時間の山行後に待ち受けていたのは3時間半の運転と1時間半の電車でした。
帰った後は疲労ですぐに寝落ちしてしまいましたが、人生初雪山、本当にいい体験ができて良かったです。

記録 大浦

赤坂山への旅

日程:10月28日(日)
天気:晴れ
場所:赤坂山(最寄り駅:マキノ駅)
参加者
一回生 髙橋(私です。)
二回生 越田先輩 北原先輩
大学院生 ふじのい先輩 橋本先輩

 この日は朝の7時半頃に京都駅を
出発。8時半頃にマキノ駅に到着し、
そこからバスに揺られること数分、
ようやく登山が始まりました。

 まずは登山口までというところですが
歩き続けること1時間半、
どうやら様子がおかしい・・・。
なんと登山口に着く前に道を間違えて
しまっていたのです!
(幸先が・・・。)

 登山口まで戻り道もそれらしくなり
始めました。そこから長らく歩き続ける
と、今度は獣道みたいになり始めました。
先輩方が大丈夫と言っていたので進み続けるものの、一向に山道が姿を見せる
ことはありません・・・。
要するに、遭難しそうになっていた
訳なのです!!(゜ロ゜ノ)ノ

その後、山道は再び現れ、しばらく
歩くと明王の禿というところに着き、
そこで昼食をとった後、赤坂山の山頂に
到着しました!!
いつ登っても山頂の眺めは
最高ですね\(^_^)/

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帰りはいつも通り温泉に行ったものの、
バスがついさっきに行ってしまって
いたのです!そして僕たちは待ちぼうけを
くらい、ようやくマキノ駅に着いた
ときには電車は40分後・・・。

結局、琵琶湖を逆回り
して帰りました。晩ごはんは京都駅に
あるラーメン街道のラーメンを食べて
帰りました。そして僕が自宅に着いた
のは夜の10時・・・。


今回の活動はハプニング続きでしたが、
ある意味でなかなか充実してました!!



最後に京都タワーの前でシュールな
ハロウィーンの写真・・・。

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雨の中の伊吹

日程8/23
場所 伊吹山
部員
一回 関口、浅野、松尾、北尾、安藤、木下、(高橋は親知らずを抜いたため休み)
二回 北原、越田
三回 石川先輩のみ。、、、
天気 曇りのち雨

今回は伊吹山という事で近江長岡駅からバスで登山口まで行きせっせと歩き始めました。天気は☁️で風が強かったので大雨になるのかなぁと思っていましたが五合目までは耐えていました。風が強すぎて首にかけてたタオルを紛失してしまったほどです。このときだけ、一番後ろを歩いていたことを後悔しました。一応電車に遅れて、来ている二人にLINEを送り落ちてたら拾ってきてと頼みました。…

そんな事が起きているとは知らない元気いっぱい一回生達は調子よく進んで行き無事に五合目まで!お昼御飯を食べることにしました。

出発しようとしたときにパラパラと雨が降り始めてきました。皆、レインウェアを羽織りラストの登りへ、
先頭の二人が見えなくなるくらい進み出したりしましたが今回は道に迷うことも無いので自由に羽ばたいてもらいました。

八合目で休んでいたら遅れてきた二人と合流できたのでそのまま山頂の小屋まで行きました。優しい店員さんが入っておいでとストーブのついている室内に招いてくれました。レインウェアを忘れた一回生がストーブの前で凍えていました。(風邪引かないようにお風呂入って寝てください。)そしてなんと!落としたタオルも拾ってきてもらえてました素晴らしい

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そして下山。登りは後方で黙って歩いていた(いつものことですが)のでやっぱり一回生とお話ししたりしないとと思い頑張って近くの子達に話しかけたりしてみました!!(よく頑張ったね自分)

登山口で靴を洗ってバスにのって帰りました。

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~追伸~
今回は僕目線の登山記録を書いてみました。他の皆にはどんな風に今回の錬成が見えていたのかとても気になります。
北原

三次練成 (…の代わりにレンタサイクル旅)

日程:6/9
場所:京都~大津
部員:一回生 浅野 関口 髙橋
三回生 石川
天気:快晴

今回は参加人数が少ないながらも三次練成で登りに行く予定でしたが、当日入試で学校に入れなかったり、梅雨入りで川の増水の危険があったりしたので急遽予定を変更してレンタサイクルで大津まで行ってきました。

京都駅前で観光用のマウンテンバイクを借りたのですが、乗り心地はイマイチで長距離には全く向いていませんでした。当たり前ですね。

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地獄のような暑さを乗り越え、一回生達も無事に坂を越えて大津にたどり着きました。昼食に大津SAの下りにあるブラックバスバーガーを買ってやろうと思ったのですが、上りしかしたから行けずに断念しました。悔しすぎるので今度車で行こうと思います。

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その後、大津の北にある砂浜で関口が水浸しになったり、いろいろあって建仁寺で観光したりしました。

たぶん60~70キロくらいは走ったので良いトレーニングになったと思いたい旅でした。目指せビワイチ

石川

二次錬成 in 2018

あれは5/26~27のこと
参加者
一回生
松尾、北尾、関口、高橋、アンドウ
二回
北原
三回生
笹木、石川
M1の橋本先輩とふじのいさんも来てくれました。

晴天の朝、僕は早朝の電車に老体に鞭を打ちながら乗りました。7:54分ごろのバスに乗る予定だったのですがとても混んでいて半分しか乗れませんでした。臨時のバスが出ていたのでみなのれました。

平から蓬莱山、打見山やと行きびわ湖バレイで一休み、疲労困憊の様子の一回生もいて皆で八雲ヶ原へ行けるか少し心配でしたが最後には全員無事に着けました。

ここで、その道中のことについて少し書くこととします。まず、びわ湖バレイから先に行ってテントをたてたり食事の準備をする組と無理のないペースで到着を目指すチームに別れました。自分は先に行く組に入れられた(テントを持っていた)ので、老体に鞭を打たさせながら若き精鋭2人と石川先輩の4人でずんずんと進んで行きました。一回生が地図とコンパスを手に進んで行ってくれて途中間違いもありましたが大きな問題は無しに別のルートできたM1のお二方と合流して五時ごろに八雲ヶ原へ着きました。

一方、後半組たちは笹木先輩の圧倒的な統率力のおかげか、17:30分には皆が八雲ヶ原に着いていたと記憶しています。よかったです。

翌朝、3:30に武奈ヶ岳へ向かいました。言うまでも無いことですが、老体に鞭を打ってです。今回は晴れていたのできれいな日の出を見ることが出来ました。疲労のせいかあまり感動とかしなかったのが不思議でした。

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後、日の出を待ってるとき、片言の日本語でアナタノhead lampとつけっぱなしにしているのを教えてくれた東南アジアから来たっぽいかた、ありがとうございました。

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集合写真です。顔だしNGの人もいると思い点々をつけときました。

テントに戻り朝御飯を食べて滝が見たいなどと言い出した三回生と別れを告げて血気盛んな一回生たちとワンゲル道という道を行きました。岩場はゆっくりいっていたのですが後半、少し無理のあるペースになってしまったこと、反省しています。

下山後は温泉に入り、僕は堅田へ帰り残りの人々は学校へ一度戻ったのだと思います。